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高卒採用には保護者の理解が必要です!

2024/04/25

高卒採用には保護者の理解が必要です!

はじめに
高卒採用には保護者の理解が非常に重要になってきます。
高卒で就職した若者のうち、3年以内に離職する割合は40%と言われています。
そのため、学生だけでなく保護者も、長期間働ける職場をしっかりと見極めたいという思いがあります。少なからず、高卒採用活動に向けて情報収集をしているはずです。保護者にも注目することで、企業の決定を後押しする最後の一助になる可能性もあります。
今回は保護者対策についてご紹介していきます!

1.高校生は保護者の意見を重要視します!
高校生は採用活動において、保護者や先生など身近にいる大人の意見に左右されやすいというのが現状です。保護者の価値観が生徒の意思決定に影響を与えることも珍しくありません。実際、保護者の3人中2人は、子供の就職活動に対して積極的に関与し、子供が志望する業界について「こんな会社があるよ」と伝えたり、保護者自身が就職してほしい企業を「ここを受けてみない?」と提案したりしています。そのため、企業は採用活動において保護者の存在を無視することは難しいでしょう。したがって、企業側としての対策としては、進路指導の先生や生徒はもちろんですが、保護者にも求人情報が伝わりやすく、理解されやすいような準備をすることが必要不可欠といえます。


2.保護者を味方につけましょう!
保護者の方々は求人情報やSNSなどの情報を通じて業界や会社をイメージし、評価している人も少なくありません。自身の経験に基づいて子どもにアドバイスをすると思いますが、現在の就職活動は年々変化しており、異なる側面が増えていると考えられます。就職活動そのものの変化はもちろんのこと、産業構造も大きく変わり、男女のキャリアに対する考え方も大きく変化しました。
マイナビのアンケートによると、両親の企業選択基準は
・「本人の能力・専門性を活かせる会社」45.2%
・「経営が安定した会社」 44.9%
でした。

さらに、公務員や有名企業であれば60%以上が賛成する中、
設立間もないベンチャー企業に賛成する親は11.0%という結果が出ました。

この傾向から、保護者は大手で安定した型の企業を望むということが分かりました。
一方、学生は「社風や雰囲気の良い会社」がトップであり、社風や人間関係を重視していることが分かります。保護者が子供が就職したい企業がどのような企業なのかを十分に理解し、「この会社なら安定して働けそう」と納得してもらえるよう、自社の魅力をしっかりとアピールし、保護者を味方につけることが重要です。

3.保護者へおすすめアピールツールとは?
一般的に採用活動で使われるツールの求人票は、主に進路指導担当者と高校生が閲覧するのに対し、会社HPや仕事紹介のパンフレットやチラシ、動画は進路指導担当者や高校生はもちろん、保護者も気軽に閲覧できる媒体です。自社の魅力が伝わる情報を届けることに追記して、「保護者様へ」とメッセージを入れることで保護者にもアプローチすることがおすすめです。
記載内容としては、保護者の方が子供の就職にあたり、心配していることが払拭できる内容の記載がよいでしょう。例えば…
・企業の安定性
・福利厚生
・給与面
・キャリアプラン
などが挙げられます。
※上記の項目についてはより具体的に記載することが重要です。



まとめ
今回は高卒採用における保護者の重要性について紹介しました。採用担当の皆様はぜひ保護者を味方につけるためのアピール方法を模索してみてください。
また具体的な求人情報を記載することも重要ですので、昨年の求人票を見返すことも良い機会かもしれません。

株式会社DANDLでは、高校生向けの企業紹介誌「COURSE」の発刊や、高校での「企業説明会」などのサポートを提供しております。今後高校生の新卒採用を検討されている企業様や、求人募集は行っているものの採用に繋がっていない企業様のお手伝いをさせていただければ幸いです。
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