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二次募集って何？
高卒採用における募集は9月16日の一次採用試験から始まります。一次募集で応募がなかったもしくは採用希望人数に到達しなかった場合は、二次募集を行うことが可能です。高卒採用では採用選考の合否連絡を1週間以内に通知することが推奨されているため、採用試験を受けた高校生は9月下旬頃から内定が決まります。
一次募集で内定が決まらなかった学生は、すぐに求人票から就職先を探し始めて二次募集に応募します。

二次募集での注意点
高卒採用で求人募集をしている企業のなかには、二次募集で応募してくる生徒は、一次募集での採用選考で内定を獲得できなかった人というイメージを持っている方もいるかもしれません。
もちろん、そのように二次募集で内定を獲得して就職を決めたいと、就職活動に励んでいる学生も多いですが、何らかの理由で一次募集の選考を受けることができなかった学生も少なくありません。
例えば、企業の一次募集の採用選考の日に病気になってしまったり等の予期せぬ場合や、高校やスキルアップのために重要な試験と日程が重なってしまった、公務員を希望していたので一次募集を受けなかったというような場合もあります。
このような事情から二次募集を行っている企業に応募してくる可能性がありますし、求人を出している企業側も学生たちの事情を理解したうえで親身になって対応するように心がけましょう！

二次募集のポイント！
一次募集で十分な人数を採用出来た場合はいいのですが、採用できなかった場合には、二次募集に関して本格的に実施を考える必要があります。引き続き二次募集で採用活動を行う企業は、地域の高校生に向けて広く採用活動を行うことを周知する必要があります。特に地域密着型・地域特化型の企業にとっては、求職者に対してのPRが課題となります。
そこで企業が高校や学生にアピールしていく方法は3つに分けることができます。
＊学校訪問 ＊求人票の発送 ＊合同企業説明会の参加　です。
それでは詳しくそれぞれの内容について見ていきましょう！

＊学校訪問
まずすぐにできる行動として学校訪問があります。
学校訪問は、ターゲットにしている高校の先生に向けて確実に情報を届けることができます。
また先生が勧める生徒の紹介を受けることもできます。ただし紹介してもらえるかは先生次第となり、一次応募時期と比較して一つの高校あたりの求職者が少ないという弱点もあります。
実際に高校を訪問する前のアポイント取りの際は、「当社では、積極的に高校生の採用をしているため、10月以降も引き続き採用活動を行っています。御校にも求人のご紹介に伺えたらと思います。」と伝えましょう。生徒が内定を得ている場合は断られることもありますが、ご縁ですのでめげずに電話しましょう。またこの時期の注意点として、会社のPRだけでなく学校の状況を先生にヒアリングすることも大事です。どんな生徒がまだ就職活動をしているのか、その生徒たちが希望する職種などを聞きましょう。これらの情報は来年の募集の際にも役に立ちますよ！

＊求人票送付
求人票送付は広く多くの高校に送付できるのが良い点ですが、準備期間がかかることや直接手渡しできないため、開封率が下がってしまうことが弱点です。 しかし、この時期に送付をすることで二次募集を行っていることを伝えることができます。
注意点として送付状には二次募集を行っていることをきちんと明記しましょう。封入するパンフレットは取引先用ではなく、高卒採用向けに制作する方がより先生や学生の目を引きます。
仕事内容や先輩社員の声など高校生に伝わりやすいコンテンツをいれるのもオススメです。

＊合同企業説明会の参加
地域によっては二次募集向けの高校生が参加する合同企業説明会の開催がございます。そういった合同企業説明会に参加することができれば、直接学生に向けてアピールすることができます。生徒と直接コミュニケーションを取ることができ、マッチングしやすいとも言えます。
ポイントとして多くの企業が参加するイベントなどでは、人気不人気の企業が分かれてしまう場合もあります。周りと比較して、先生や生徒に魅力的に見てもらえるように装飾の工夫や仕事の雰囲気が伝わるようにするといいでしょう。

まとめ
今回は高卒採用の二次募集について紹介しました。
二次募集は、二次応募する生徒や少し遅れて就職活動を始めた生徒が対象になります。
上記で紹介したそれぞれの特徴を把握し、自社にあったアプローチ方法をぜひ参考にして頂けたらと思います。


株式会社DANDLでは、高校生向けの企業紹介誌「COURSE」の発刊や、高校での「企業説明会」などのサポートを提供しております。今後高校生の新卒採用を検討されている企業様や、求人募集は行っているものの採用に繋がっていない企業様のお手伝いをさせていただければ幸いです。
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