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新卒採用を始める際にはZ世代の特徴も理解しましょう!

2025/02/05採用ノウハウ

新卒採用を始める際にはZ世代の特徴も理解しましょう!

現在の若者を指す「Z世代」という言葉を耳にしたことがありますでしょうか?
現在の高校生・大学生はZ世代に属しており、採用の成功にはこの世代を理解することが非常に重要となります。

そこで今回は、「Z世代」を理解するために「Z世代」の特徴についてまとめておりますので、ぜひご覧ください。

Z世代とは?
Z世代とは、明確な定義はありませんが、1990年代後半から2015年頃に生まれた世代を指しています。アメリカ発祥の語源では、1960年から1970年に生まれの人を「X世代」と呼んでおり、そこから、「Y世代」、「ミレニアル世代」、そしてZ世代と続いています。
国によって世代の年代区分には大きなばらつきがありますが、これは各国の社会変化や重要な出来事が年代区分の決定に影響を与えているためです。世界的に見ると1995年にWindows95が発売され、これがきっかけでインターネットが急速に発展しました。
そのため、1990年後半以降で世代に違いがあると考えられています。

Z世代の特徴
・デジタル機器の扱いに慣れている。
Z世代は、幼少期から携帯電話やパソコンが身近にあり、さまざまな機器を扱うことに慣れているだけでなく、理解力も高いという特徴があります。特にスマートフォンを使いこなし、多様なSNSを抵抗なく利用する世代です。また、分からないことがあれば誰かに尋ねるのではなく、ネットで検索することが一般的となっております。

・社会問題に関心がある。
ネット検索になれていることで世界中の時事や社会問題に触れる機会が多いことも特徴の一つです。
特にLGBTQの問題やワークライフバランスといった多様性に関するテーマに強い関心を持っています。また、多様な価値観に接しているため、常識にとらわれず、自分自身の価値観を重視する傾向があります。

・コロナを経験している。
2020年以降は新型コロナウイルスの影響で、学校や生活スタイルが大きく変わりました。
その結果、現在の学生たちは学校行事や部活動が十分にできず、他の世代に比べて「活躍のきっかけ」や「活躍の場」が少なくなっていると言えます。
自己肯定感が低い学生が増えているとの声もあり、面接の際には質問の仕方に配慮が求められます。
また、オンライン授業が増えたことで、対面以外のカリキュラムにも柔軟に対応できることも特徴の一つです。さらに、「体調が悪い場合は休む」という考え方が徹底されており、無理をしない姿勢も特徴と言えます。

上記のようなZ世代の特徴についていくつか述べましたが、理解する際には注意が必要です。それは、個々の人に当てはまる特徴とそうでない特徴があるという点です。
自分たちの世代と異なることを軽視したりすると、相手に悪い印象を与えることがあります。
したがって、一人ひとりに適した柔軟な見方を持ち、自社に合った人材を見極めることが重要となります。


Z世代が求める働き方
Z世代の定義や特徴について説明してきましたが、彼らにとって仕事とはどのような意味を持つのでしょうか。Z世代が求めている働き方についていくつかご紹介いたします。

・優先順位としてワークライフバランスが上位にある。
Z世代は、仕事内容よりもワークライフバランスを重視しています。ミレニアル世代もこの傾向がありましたが、Z世代ではさらに顕著に表れています。ある調査によると、仕事よりも家庭やプライベートを優先したいと考える人が多く、余暇や趣味に多くの時間とお金をかける傾向がありました。
このことから、娯楽や体験を重視する姿勢が見受けられると考えています。
また、労働者がワークライフバランスを重視する傾向は年々強まっており、Z世代以降もこの傾向は増加すると予想されます。

・チャレンジ思考よりも安定思考
Z世代は、自分の好きな仕事や職種よりも安定した企業で働くことを選ぶ傾向が強いという調査結果があります。これは、Z世代の現実主義的な側面をよく示しています。
一方で、大手企業を志望する割合は減少しているというデータもあります。日本の有名な大企業は、これまでに大型リストラや早期退職制度を実施してきたため、Z世代にとって大企業が必ずしも安定しているとは限らないという認識が広がっています。そのため、将来的に企業から離れる可能性を考慮しながら、成長が期待できる産業を見極めて人生設計を行おうとする姿勢が見受けられる側面がございます。

・オープンコミュニケーションを意識している
SNSネイティブなZ世代は、自ら情報を発信することが得意で、企業や上司との間で率直な意見交換を望む傾向があります。さらに、Z世代は仕事を通じて社会貢献を果たしたいという意欲も強く、ある調査によれば、「仕事を通じて社会に貢献したい」と考える人が最も多い世代とされています。彼らは就職後も、職場や企業だけでなく、社会全体とのオープンコミュニケーションを求めています。

まとめ
いかがだったでしょうか。今回はZ世代に関してまとめてみました。
Z世代の採用や人材育成においては、ジェネレーションギャップを恐れずに積極的なコミュニケーションを図り、Z世代のライフスタイルや仕事に対する考え方を意識して、採用計画や人事教育に取り組んでいきましょう!今回の記事が今後の採用活動の参考になれば幸いでございます。

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